僕が自宅で赤面症を克服した方法

どんどん赤面症が酷くなって、身内にすら赤面してしまうように…

僕は中学生ぐらいから赤面症を自覚し始めて、社会人になっても赤面症は治りませんでした。普通に会社員をしているのですが、仕事中でもしょっちゅう赤面してしまいます。

例えば、目上の人に自分が作成した書類を見せて「あのさ、ここってどういう意味なの?」と軽く突っ込まれただけで、顔がカ〜ッと赤くなってしまいます…もう、いい大人なのに。

あと、人と向かい合って会話をしたり、食事をしたりするのもダメです。相手の視線が気になって、手が震えたり顔が引きつったりします。こんな奴だと悟られたくないので、平静を装っているのですが、話を振られて視線が自分に集中するとカ〜ッと赤面してしまいます。

赤面症を意識するようになると、どんどん症状が悪化してしまい、これまで普通に会話していた身内にすら赤面するようになってきました。これはさすがに焦りました。訳も分からず、母や姉に赤面している自分が恥ずかしくて、気持ち悪くて…自分が情けなくて仕方ありませんでした。

どうして赤面してしまうのか…赤面症の原因

僕は昔から、どうして自分だけが赤面してしまうのか不思議で仕方ありませんでした。例えば、同じ場面に出くわしても、赤面してしまう人と赤面しない人がいますよね。

でもそれは簡単な話で、人それぞれの物事の捉え方によって、生じる感情もそれぞれ違うからなのです。

感情は「出来事 → 感情」ではなく「出来事 → その人の捉え方 → 感情」という具合に、人それぞれの物事の捉え方から発生しています。

つまり、その出来事をその人がどう捉えるかによって、恥ずかしい、嬉しい、怖い…などの感情が生まれているということです。極端な例で言えば…

・ 授業中に笑われた → バカにされた → 恥ずかしい
・ 授業中に笑われた → 面白いと思われた → 嬉しい

…という違いです。つまり、赤面してしまう人は、その出来事を自分のフィルターで解釈した結果として、赤面が起こっているのです。そして、それは無意識に瞬間的に起こります。

赤面症を根本的に治すためには、自分が今まで無意識に行ってきた物事の捉え方(思考パターン)を変える必要があります。

この思考パターンを変える治療法は、精神科やメンタルクリニックなどでも認知行動療法と呼ばれる方法で行われていて、医学的に治療の効果が実証されている方法でもあります。

でも、赤面症の治療で精神科に行くのは恥ずかしい…

…その気持ち、めちゃくちゃ分かります。先生に相談するときに赤面してしまうのではないか、という不安もありますよね。

実は僕は、1度だけ勇気を出して精神科に行ったことがあります。たぶん、僕たち患者の不安を配慮したプライベートが守られた待合室で、先生とも話しやすい環境なんだろう…と信じて。

ですが、まったく普通の病院と同じでした。待合室は羅列されたソファーが置いてあるだけで、患者同士もなんとなく気まずい雰囲気なんですよね。

しかも、診察も先生と向き合った状態で、視線の逃げ場もありませんでした。こんな状況で、自分の赤面症の話をしなければならず、赤面しながら受け答えしていました。。。

また、認知行動療法を行っている病院は少ないようで、ここでも薬物療法しか行っていないと言われました。薬なら与えるだけでお金になるけど、認知行動療法は時間と手間が必要になるので稼ぎの効率が悪いんでしょうね。

結局、一時的に緊張を抑える薬だけもらって、それ以来、病院へは行っていません。勇気を出して精神科に行きさえすれば赤面症は治せる、と漠然と考えていましたが、まだまだこの程度のレベルなのか…と落胆しました。

だったら、自力で赤面症を治す方法はないのか?

実は、赤面症を引き起こしている思考パターンを変える方法は、病院じゃなくても自分でも行うことができます。ただし、そのためには、以下の3つが重要になります。

まず、正しい方法で行うことは大前提です。ここが間違っていればすべての時間が無駄になります。そして、思考パターンを変えるためには、毎日の訓練とそれなりの時間が必要になります。

そのため、訓練を続けているうちに「こんな方法で本当に治るのだろうか…」と不安になるときが必ず来ます。不安で気持ちが揺らぎ始めると、一気にモチベーションが低下してきます。ここでほとんどの人が挫折してしまうんですよね。僕も人のことは言えませんが…

やり方に疑いを抱いた状態で訓練を続けることは非常に難しいことです。なので、できれば、疑問や不安を相談できるような、他人からのサポートがあった方が上手く行きやすいです。

でも、なかなか相談できる人なんて身近にいませんよね。例え精神科やメンタルクリニックなどに通っていたとしても、メンタル面のサポートがしっかりとできる医師はめったにいません。ほとんどが、薬を増やすか減らすかの話をして終わりです。

そこで僕がおすすめしたい方が、赤面症のカウンセラーを行っているタケさんです。この方は、自身も赤面症で悩まれていた方で、現在は同じ赤面症で悩んでいる人の相談にのってくれる方です。

精神科の医者と違うところは、タケさん自身も赤面症の辛さを知っているということです。この違いはとても大きいです。

もし、あなたもタケさんのサポートを受けながら赤面症を治したい場合は、ぜひともこちらのサイトをじっくりと読んでみてください。きっと僕と同じように、人生を変えてくれると思います。

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